市原市で新築を建てる前に知りたいことは?地区・土地・災害の5つの確認

市原市で新築を建てる前の確かめ方を、地区の成り立ち、建てられる土地か、浸水・土砂・地盤の3つに分けて示した図。どの地区の土地かで、調べる順番が決まることを示す
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結論市原市で新築を建てる前に知っておきたいことは、候補地がどの地区でどのように造られた土地か、家を建てられる区域とその決まり、浸水・土砂災害・地盤の想定、将来の街の計画、相談先の選び方の5つです。市原市は1963年に北部の5町で発足し、1967年に南総町と加茂村を編入した広い市で、地区によって都市計画や災害の条件が大きく違います(2026年10月4日時点で公表されている市原市・千葉県・国の資料にもとづく記述です)。

市原市で家を建てるときは、同じ市の中でも、駅の周辺の古くからの町、台地の上の住宅団地、区画整理で造られた街、市街化調整区域の集落、都市計画区域の外の地域で、確かめる決まりが変わります。土地を決める前に、候補地がどの種類の土地にあたるかを知っておくと、調べる順番が分かります。

このページでは、市の郷土学習の冊子「いちはら学」と都市計画マスタープランをもとに市と地区の成り立ちを整理し、土地・災害・街の計画について本サイトで個別に調べたページへの道筋をまとめました。あわせて、資料によって数え方や扱いが違う箇所と、家づくりの相談先の選び方を載せています。本サイトが書く情報と書かない情報の区分は、掲載情報の範囲と確認方法のページにまとめています。

編集部注

千葉の新築ノート 編集部

市原市の土地の決まりを調べていくと、1967年に編入された旧南総町と旧加茂村の区域に、都市計画区域の外の地域や、線引きの時期が遅い地区が集まっていることに気づきます。市がどのように合わさってきたかを知ると、地区ごとに都市計画の条件が違う理由が見えてきます。

候補地を見つけたら、まず町名からどの地区にあたるかを確かめ、そのうえで区域区分と用途地域、ハザードマップの順に見ていくと、調べ漏れを減らせます。

このページの結論

  • 市の成り立ち:市原市は1963年に北部の5町で発足し、1967年10月1日に南総町と加茂村を編入して、総面積362.69km²の市になりました
  • 駅の周辺:五井・八幡・姉崎は古くから水運や街道の要衝で、1912年に開通した木更津線(現在のJR内房線)の駅が置かれました
  • 建てられる土地か:区域区分、用途地域と地区計画、区画整理の段階、道路と農地の順に確かめます
  • 災害と地盤:川沿いの低地では浸水想定を、台地の縁では崖と盛土を、臨海部と谷を埋めた土地では液状化を見ます
  • 資料の違い:区画整理の地区数や一団地の住宅施設のように、市と県・国の資料で数え方や扱いが違う箇所があります
  • 相談先:複数のハウスメーカーを見比べるなら市原住宅公園、土地探しと資金計画から相談したい子育て世帯ならwith mama(ウィズママ)が候補になります

市原市は7つの町村が合わさった市で、地区によって土地の条件が違う

市原市は、1950年代半ばにまとまった市原郡の7つの町村のうち、北部の5町が1963年に市となり、1967年に南部の南総町と加茂村を編入してできた市です。いまも市の計画は五井・市原・姉崎・南総などの地区ごとに人口を示しており、合わさった時期の違いは、都市計画の区域や線引きの時期の違いにも表れています。

市原市の「いちはら学」によると、1889年から続いた市原郡の21町村は、1954年から1956年にかけて市原町・五井町・市津村(のちの市津町)・三和町・南総町・加茂村・姉崎町の7町村にまとまりました。臨海部の工業化が進むなかで北部の5町による協議が重ねられ、1963年に人口72,788人、面積185km²の市原市が県内19番目の市として発足しました。1967年10月1日には南総町と加茂村を編入し、総面積362.69km²、総人口125,475人の市になっています。

市原市を形づくった7つの町村と、同じ名前の地区の人口の割合。出典:市原市「いちはら学」(市原市の誕生)、市原市「市原市都市計画マスタープラン」第3章。市の発足時の5町は、7町村から1967年に編入された2町村を除いたもの。人口の割合は、マスタープランの地域別構想が示している地区のみ記載
町村市原市になった時期同じ名前の地区の人口の割合(2015年)
五井町1963年(市の発足)五井地区 30.5%
市原町1963年(市の発足)市原地区 19.0%(八幡宿駅がある)
姉崎町1963年(市の発足)姉崎地区 11.0%
市津町1963年(市の発足)記載なし
三和町1963年(市の発足)記載なし
南総町1967年10月1日(編入)南総地区 8.7%(上総牛久駅がある)
加茂村1967年10月1日(編入)記載なし

市原市都市計画マスタープランの地域別構想は、拠点となる駅の周辺ごとに、その駅がある地区の人口が市の総人口に占める割合を示しており、五井地区と市原地区で全体の約半分になります。いちはら学は、臨海部に大手企業が集まる一方、市の南部には水と緑の豊かな里山の風景が広がると紹介しています。

旧南総町の一部と旧加茂村にあたる地域は都市計画区域に入っておらず、区域区分が定められていません。地区ごとの線引きの時期と、市街化調整区域で家を建てられる条件は、市原市の市街化調整区域で家を建てられる条件のページで整理しています。


五井・八幡宿・姉ケ崎の駅の周辺は、古くからの町の上に広がった市街地

市原市の北部を通るJR内房線の五井・八幡宿・姉ケ崎の3駅の周辺は、江戸時代以前から水運や街道で栄えた町に、1912年に開通した鉄道の駅が置かれて広がった市街地です。台地の上の住宅団地や区画整理の街よりも古くから人が住んでいる地区で、駅の前には商業地が、その後ろには住宅地が広がっています。

いちはら学の地区の紹介によると、五井は東京湾と養老川の水運、江戸と久留里を結ぶ道の要衝として栄えた町です。八幡は飯香岡八幡宮の門前町として発展し、水と陸の交通が交わる場所でした。姉崎は古墳が多く残る地域で、古くから人と物が行き交う交通の要衝とされています。

鉄道は、八幡町・五井町・姉崎町などの町村長が敷設を願い出たのち、1912年3月28日に蘇我から姉ヶ崎までが木更津線として開通し、同じ年の8月21日に木更津まで延びました。いまのJR内房線です。1925年には小湊鐵道の五井から里見までが開通し、五井駅は市の南部へ向かう鉄道の起点にもなりました。いま市内に住む人がどこへ通勤し、車と鉄道をどう使い分けているかは、市原市の通勤先と交通手段のページで整理しています。

市原市内のJR内房線の3駅。出典:市原市「いちはら学」(市原市の交通、市原の地区の紹介)。乗車人員はいちはら学が引用するJR東日本「各駅の乗車人員2022年度」の1日平均
駅いちはら学が記す町の成り立ち1日平均の乗車人員(2022年度)
五井駅東京湾・養老川の水運と、江戸・久留里への道の要衝16,157人
八幡宿駅飯香岡八幡宮の門前町、水陸交通の要衝10,375人
姉ケ崎駅古墳が多く残る、人と物が行き交う交通の要衝8,533人

古くからの町並みが残る地区では、前の道の幅が4mに満たず、建て替えのときに敷地の一部を道路として下げる必要が出ることがあります。道路の扱いは、次の章で紹介する接道義務のページで確かめられます。一方、戦後に台地の上の山林を造成した辰巳台・有秋台などの住宅団地と、国分寺台・ちはら台などの区画整理の街の成り立ちは、市原市の住宅団地の成り立ちのページで整理しています。


家を建てられる土地かは、区域区分・用途地域・区画整理・道路と農地の順に確かめる

市原市で候補地に家を建てられるかは、市街化区域か市街化調整区域か、用途地域と地区計画は何か、土地区画整理事業の区域か、建築基準法の道路に接しているか、農地かどうか、の順に確かめると整理できます。区域区分から区画整理までは、いちはらマップの都市計画図で地点を指定すると確かめられます。

家を建てられる土地かを確かめる順番と、本サイトで詳しく整理しているページ
確かめること分かれ目になる決まり詳しいページ
区域区分市街化調整区域では、市の条例が定める類型に当てはまるときだけ家を建てられる市原市の市街化調整区域で家を建てられる条件
用途地域・地区計画用途地域で建てられる建物と大きさが決まり、地区計画が敷地の広さなどを上乗せする市原市の用途地域と建てられる家
土地区画整理事業中の地区では、建物を建てるときに土地区画整理法第76条にもとづく許可を受ける市原市の区画整理地と家づくり
道路と農地建築基準法上の道路に敷地が2m以上接していること。農地なら転用の届出か許可を経る千葉県の接道義務と農地転用

区域区分を最初に見るのは、市街化調整区域では原則として家を建てられず、ほかの決まりを調べる前に可否が分かれるためです。市街化区域であれば、用途地域と地区計画で建てられる家の大きさと形が決まり、区画整理の地区では事業の段階によって手続きが変わります。最後に、道路と農地の扱いで、買ったあとに建てられるかどうかを確かめます。

都市計画区域の外では、区域区分も用途地域もない

市原市の南部には都市計画区域に含まれない地域があり、区域区分と用途地域がありません。建築基準法の接道義務や建ぺい率・容積率などの規定も、都市計画区域・準都市計画区域にだけかかる規定です。区域の内か外かで確かめる項目が入れ替わるため、候補地がどちらにあるかを、表の確認の前に見ておきます。


浸水・土砂災害・地盤は、候補地の位置によって見る資料が違う

市原市の災害の想定は、候補地が川沿いの低地にあるか、台地や丘陵地の縁にあるか、臨海部の埋立地や谷を埋めた土地にあるかで、見る資料が変わります。低地では川ごとの洪水浸水想定区域を、台地の縁では土砂災害警戒区域と崖の決まりを、埋立地や谷を埋めた土地では液状化しやすさを、地点ごとに確かめます。

候補地の位置ごとに確かめる災害の想定と、本サイトで詳しく整理しているページ
候補地の位置主に確かめること詳しいページ
養老川などの川沿いの低地川ごとの洪水浸水想定区域、内水と高潮の浸水想定養老川の浸水想定と土地選び
台地・丘陵地の縁土砂災害警戒区域と特別警戒区域、崖の高さと距離市原市の土砂災害警戒区域と崖の決まり
臨海部・低地・台地の谷液状化しやすさ、揺れやすさ、津波の浸水想定市原市の液状化と地盤

市の北部を流れる村田川と、西部の椎津川も、どちらも県の洪水浸水想定区域の対象で、村田川はちはら台の近くを流れています。両河川の図の前提は、住宅団地の成り立ちのページの中で整理しています。どの災害の想定も、地図の色だけでなく、想定の前提になっている雨や地震の条件をあわせて読むことが大切です。

火災保険の水災の区分(水災等地)は市区町村を単位に決まっていて、市原市は3等地にあたり、地点ごとの浸水想定とは別の物差しです。保険の区分と地震保険の損害の認定は千葉県の新築の火災保険と地震保険のページで、市原市の基準風速が38m/sで、新築の瓦屋根の平部の留め方が変わることは千葉県の新築の屋根の台風対策のページで扱っています。


将来の街の姿は、立地適正化計画と住宅団地の計画で確かめる

市原市で長く住む土地を選ぶときは、市が住まいを誘導する区域と、住宅団地の再生の計画を確かめておくと、街の将来の方向が分かります。立地適正化計画は居住誘導区域を定め、区域の外でまとまった住宅を建てるときは届出を求めており、計画期間は2026年度で終わり、次の計画の作成が進んでいます。

居住誘導区域の決まり方と、区域の外で必要になる届出は、市原市の立地適正化計画と居住誘導区域のページで整理しています。造成から年月がたった住宅団地については、社宅の戸建て化や空き家の活用が市の計画に挙がっており、団地ごとの取り組みは住宅団地の成り立ちのページで扱っています。


市と県・国の資料で、数え方や扱いが違う箇所がある

市原市の土地と災害について公的な資料を照らし合わせると、市と県、市と国で、地区の数え方や都市計画の扱いが一致しない箇所があります。本サイトでは、違いがあることをそのまま示し、どちらか一方に合わせて断定せずに、市の担当課で確かめるよう案内しています。

資料によって数え方や扱いが違う主な箇所と、本サイトでの扱い。2026年10月5日時点で編集部が確認したもの
項目資料ごとの違い本サイトでの扱い
土地区画整理事業の地区数市の事業一覧表と県の地区別一覧表で、市原市の地区の数が1つ違う両方の数を示し、区画整理地のページで出典ごとに書き分けた
辰巳台の一団地の住宅施設国の都市計画現況調査には載っており、市の都市計画決定の一覧には項目がない建築の許可の扱いは断定せず、市の都市計画課で確かめるよう案内した
居住誘導区域から外す区域市の計画のページと計画の本編で、土砂災害の区域の書き方が違う本編の記述で書き、計画の改訂後に指定された区域の扱いは断定していない
事業中の区画整理の地区の用途地域市の2つのページで記載が違う用途地域を列挙せず、都市計画図で地点ごとに確かめるよう案内した
養老川の浸水想定の図高滝ダムより下流と上流で、指定の時期と図の種類が違う区間ごとに分けて整理し、上流は想定最大規模の図だけであることを示した
住宅用設備の補助の太陽光発電千葉県の支援情報の市町村一覧では市原市の行に注記がなく、市の案内ページは新築を対象外と明記している市の要綱の別表と案内ページの記述で書き、新築の住宅では対象外とした
市原市の住宅地の平均価格地価公示(1月1日時点)は54地点、県の地価調査(7月1日時点)は34地点の平均で、調べる地点の数と場所が違う2つの平均の差を半年の値動きとは読まず、資料ごとに書き分けた
通勤・通学に自家用車を使う割合国勢調査は人ごとの複数回答で61.9%(編集部の計算)、パーソントリップ調査は移動ごとの主な手段で57.9%と、数え方が違う両方の値を示し、並べて増減を論じないよう書き分けた
液状化した住宅の被害の判定地震保険の損害認定と、罹災証明書のための住家の被害認定で、区分の数と傾きの境目が違う2つの基準を表で並べ、どちらか一方の結果で他方を判断できないことを示した
「持ち家」と「持家」の範囲住宅・土地統計調査の持ち家は購入や相続で得た家も含む住宅の数、建築着工統計の持家は自分で住むために建てる住宅の着工の数統計ごとに数える範囲を書き分けた

資料ごとの違いは、どちらかが誤っているとは限らず、調べた時点や数える範囲、ページの目的の違いから生じていることがあります。候補地の扱いを決めるのは、最終的には市の担当課の判断です。資料の違いに気づいたときは、どの資料のどの記載かを示して尋ねると、回答を得やすくなります。


家づくりの相談先は、見比べたいものによって選ぶ

市原市で新築の相談先を選ぶときは、複数のハウスメーカーの家を一度に見比べたいなら市原住宅公園のような総合住宅展示場、土地探しと資金計画から相談したい子育て世帯ならwith mama(ウィズママ)のような地元の住宅会社が候補になります。分かれ目は、土地が決まっているかと、何を比べたいかです。

市原市更級1-6-9の市原住宅公園は、複数のハウスメーカーのモデルハウスが並ぶ総合住宅展示場で、展示場の公式サイトではハウスメーカー12社・モデルハウス13棟と案内されています(2026年10月4日時点)。工法や設備、間取りの考え方が違う家を同じ日に見て回れるため、土地がすでに決まっていて、会社ごとの家の違いを比べたい場合に向いています。出展しているハウスメーカーとモデルハウスの一覧、見学の前に整理しておきたい点は、市原の住宅展示場とモデルハウスのページにまとめています。

総合住宅展示場のモデルハウスは、各社の考え方を見せるための建物で、実際に建てる土地の広さや予算と離れた大きさの家が並ぶこともあります。土地がまだ決まっておらず、候補地の広さに合った家の大きさや、土地と建物を合わせた資金の組み立てから相談したい場合は、土地の情報を扱う住宅会社に相談する進め方もあります。

土地探しと資金計画から相談したい子育て世帯なら、with mama(ウィズママ)が候補になる

with mamaは、ネクストワンインターナショナル株式会社が市原市・千葉市・袖ケ浦市・木更津市に店舗を置いて展開する注文住宅のブランドで、ウィズママ市原店は市原市国分寺台中央7-19-1にあります。公式サイトの会社概要によると、宅地建物取引業(国土交通大臣(3)第8575号)と建設業(千葉県知事(特-3)第47238号)の許可・登録があり、営業社員は住宅ローンアドバイザーとファイナンシャルプランナーの有資格者とされています。公式サイトには千葉エリアの土地・分譲住宅情報を常時100件以上載せていると記載されています。

with mamaの公式サイトでは、注文住宅は全21プランから選ぶ形と案内されており、モデルハウスは自社のモデルハウスと街角モデルハウスで公開されています。複数社の家を同じ日に見比べる場ではないため、会社ごとの工法や性能の違いを比べたい場合は、総合住宅展示場とあわせて回ります。間取りを白紙から描きたい場合は、プランをもとにどこまで変えられるかを、ほかの会社とあわせて確かめておきます。市原市に本店を置き、施主と図面を一から作っていく工務店と、依頼先の許可の調べ方は、市原市の新築ハウスメーカー・工務店の選び方のページで紹介しています。

土地がすでに決まっていて、ハウスメーカーの工法や性能を横に並べて比べたい場合は、総合住宅展示場から回るほうが目的に合います。完成した住宅をすぐに買いたい場合は、建売住宅の物件情報を扱う不動産会社で探す方法もあります。どの相談先でも、候補地の区域区分や災害の想定は、ここまでに紹介した市と県の資料で自分でも確かめておきます。


住宅の設備の補助は、市の要綱で対象と年度を確かめる

市原市の住宅の設備に関する補助は、市の要綱で対象の設備と条件が決められ、金額や受付期間は年度ごとの予算で変わります。たとえば、市原市住宅用設備等脱炭素化促進補助金交付要綱は、家庭用燃料電池や蓄電池、V2H充放電設備などについて、市内に新築する住宅も対象に含めています。

太陽光発電システムと窓の断熱改修は、建築工事を終えた住宅への設置や改修が対象で、市の案内でも新築は対象外とされています。この要綱では、補助金は予算の範囲内で交付され、申請した年度の中で設備を導入することが条件とされています。新築の工事の時期と申請の時期がずれると対象から外れることがあるため、設備を選ぶ段階で、その年度の受付の状況を市のページで確かめます。補助金の額は要綱の別表で定められており、本ページでは金額を書いていません。国の事業や千葉県の補助、結婚新生活応援事業・浄化槽などの市の補助を含めた全体は、市原市の新築で使える補助・支援制度のページで整理しています。


市原市で新築の土地を決める前に確かめる手順

市原市で新築の土地を決める前は、町名から地区と成り立ちを調べ、都市計画区域と区域区分を見て、用途地域・地区計画・区画整理の決まりを確かめ、道路と農地の扱いを見て、最後に災害の想定と将来の街の計画を確かめる、という順で進めます。

STEP 1

町名から、どの地区でどのように造られた土地かを調べる

駅の周辺の古い町か、台地の上の住宅団地か、区画整理の街か、集落や農地の多い地域かによって、このあとに確かめる決まりの重みが変わります。同じ市内でも地区によって地価の動きが違い、地価公示の地点ごとの価格と変化は市原市の地価の動きのページで追えます。

STEP 2

都市計画区域の内か外か、市街化区域か市街化調整区域かを見る

いちはらマップの都市計画図で候補地の地点を指定し、区域区分を確かめます。市街化調整区域であれば、建てられる条件に当てはまるかを先に確かめます。

STEP 3

用途地域・地区計画・区画整理の決まりを確かめる

同じ都市計画図で用途地域、建ぺい率と容積率、地区計画、土地区画整理事業の区域を見て、該当すれば計画書や施行者の案内を読みます。

STEP 4

道路と農地の扱いを確かめる

前の道が建築基準法の道路かを市の建築指導課で、農地であれば転用の手続きを農業委員会で確かめます。

STEP 5

災害の想定と将来の街の計画を確かめる

浸水・土砂災害・液状化の想定を候補地の地点で見て、居住誘導区域の内か外か、住宅団地であれば地区の取り組みもあわせて確かめます。土地が土砂災害特別警戒区域に入る場合、2028年以降の入居では住宅ローン減税を受けられないなど、税の軽減にも区域の条件があり、千葉県の新築の税金と減税のページで整理しています。


よくある質問

Q市原市で新築を建てる前に、何を確かめればよいですか?

市原市で新築を建てる前は、候補地がどの地区でどのように造られた土地か、家を建てられる区域とその決まり、浸水・土砂災害・地盤の想定、将来の街の計画の4つを確かめます。区域区分、用途地域と地区計画、区画整理、道路と農地の順に見ると、家を建てられるかが分かれる箇所を見落としにくくなります。

Q市原市は、どのようにしてできた市ですか?

市原市は、市原郡の北部の5町が1963年に市となり、1967年10月1日に南総町と加茂村を編入してできた市です。発足時は面積185km²でしたが、編入によって総面積362.69km²になりました。いまも市の計画は、五井・市原・姉崎・南総などの地区ごとに人口を示しています。

Q市原市の駅の周辺は、どのような町ですか?

市原市のJR内房線の五井・八幡宿・姉ケ崎の3駅の周辺は、水運や街道で栄えた古くからの町に、1912年に開通した木更津線の駅が置かれて広がった市街地です。八幡は飯香岡八幡宮の門前町として発展し、五井は東京湾と養老川の水運の拠点でした。2022年度の1日平均の乗車人員は、五井駅が16,157人です。

Q市原市で住宅展示場に行くなら、どこがありますか?

市原市で複数のハウスメーカーのモデルハウスを見比べるなら、市原市更級1-6-9の市原住宅公園があります。土地探しと資金計画から相談したい子育て世帯であれば、市原市国分寺台中央に市原店を置き、自社のモデルハウスと街角モデルハウスを公開しているwith mama(ウィズママ)も候補になります。

Q市原市で新築に使える補助金はありますか?

市原市の住宅用設備等脱炭素化促進補助金では、新築の住宅でも家庭用燃料電池、太陽光発電設備のある住宅の蓄電池、V2H充放電設備などが対象になり、太陽光発電システムは対象外です。補助金は予算の範囲内で交付され、申請した年度の中で導入することが条件のため、金額と受付の状況は、その年度の市の案内で確かめます。


まとめ

市原市は、1963年に北部の5町で発足し、1967年に南総町と加茂村を編入してできた市で、地区によって都市計画の区域や線引きの時期、災害の条件が違います。五井・八幡宿・姉ケ崎の駅の周辺は古くからの町の上に広がった市街地で、台地の上には戦後の住宅団地と区画整理の街が続いています。

土地を決める前は、区域区分、用途地域と地区計画、区画整理、道路と農地の順に家を建てられるかを確かめ、浸水・土砂災害・地盤の想定と将来の街の計画を候補地の地点で見ておきます。資料によって数え方や扱いが違う箇所は、どの資料のどの記載かを示して市の担当課に尋ねます。

家づくりの相談先は、複数のハウスメーカーを一度に見比べたいなら市原住宅公園が、土地探しと資金計画から同じ窓口で相談したい子育て世帯ならwith mama(ウィズママ、市原店は市原市国分寺台中央7-19-1)が候補になります。土地がすでに決まっていて各社の工法や性能を比べたい場合は、総合住宅展示場から回るほうが目的に合います。